
都心からのアクセスも良く、休日に気軽に訪れることができる江の島。
観光スポットも多く一日楽しむことができる江の島ですが、今回は「江の島のパワースポット巡り」をテーマにお届けします。
寺社巡りが好き
パワースポットを巡るのが趣味
そんな人は是非参考にしてみてください!
ちなみに…
私が行ったのは2月14日。

36歳独身男が一人で行ってきました。
おじさん一人で行っても大丈夫!
アクセス方法

電車で訪れる場合は小田急線「片瀬江ノ島駅」、江ノ島電鉄「江ノ島駅」、湘南モノレール「湘南江の島駅」が最寄駅となります。

竜宮城をイメージした「片瀬江ノ島駅」が一番近いよ
江の島弁天橋

片瀬江ノ島駅から江ノ島へと辻る「江の島弁天橋」。
橋長389mを誇る弁天橋からは、両サイドから海を眺めることができて、景色も抜群です。
青銅の鳥居~仲見世通り

橋を渡りきると、市指定文化財の「青銅の鳥居」がお出迎え。
こちらは江の島の入り口となる鳥居で、ここから、お土産や食べ歩きのお店が並ぶ「仲見世通り」と続いていきます。
※食べ歩きする際は、上空からトンビが狙っているので注意
朱の鳥居

「仲見世通り」が終わると、今度は色鮮やかな「朱の鳥居」が現れます。
実は朱色の鳥居は、島内ではここにしかありません。
瑞心門

「朱の鳥居」の正面にある石段を上ると「瑞心門」が見えてきます。
龍宮城を模した楼門で、人々が瑞々しい心でお参りできるようにと名付けられたそうです。
そして、ここからお目当ての「江島神社」に向かっていきます。
江島神社とは
江島神社というのは、「辺津宮」「中津宮」「奥津宮」の三社からなる神社の総称です。
それぞれの社には、天照大神と須佐之男命の間に生まれた三姉妹の女神様が祀られています。
そのため江島神社を訪れた際は、「辺津宮」「中津宮」「奥津宮」の3つをお詣りすることが正しい参拝方法となりますので、そのつもりで準備をしていきましょう。
江の島エスカーを利用しよう
江島神社を巡る際に頂上まで階段で登ると約20分かかり、中々大変です。
そこで役に立つのが「江の島エスカー」
全長106メートルの3区間に分かれた日本初の屋外エスカレーターで、約5分で頂上まで到達することができます。
1区の入り口付近では、まるで海中にいるかのような映像が映し出され、幻想的な雰囲気を味わえるのも魅力です。
足腰の悪い方も、そうでない方も、この機会に楽しみましょう。
※エスカーは上りのみで、下りはありません。
江の島エスカー
料金:全区間で大人360円、子供180円(各区間ごとに料金設定あり)
営業時間:8:50~19:05
江島神社「辺津宮」

こちらが田寸津比賣命を祀る「辺津宮」。
高低差のある江の島(神域内)では、一番下に位置していることから「下之宮」とも呼ばれています。
神社でのご祈祷は主に辺津宮で行われています。
「辺津宮」周辺の見所
罪や穢れをお祓いし、心身を清らかにしてくれると言われる「茅の輪」
金銭を洗うと金運向上や財宝福徳のご利益があるとされる「銭洗い白龍王」の白龍池
神奈川県の重要文化財に指定されている「八臂弁財天」と、藤沢市の重要文化財に指定されている「妙音弁財天」が安置されている「奉安殿」
良縁を招くとされている「むすびの樹」
江島神社の末社にあたる「八坂神社」
これらの観光スポット、パワースポットがあります。
江島神社「中津宮」

次に参拝するのは市寸島比賣命を祀る「中津宮」。
鮮やかな朱色の社殿です。
参道の両側には、江戸歌舞伎「市村座」と「中村座」が奉献した一対の石燈籠や歌舞伎役者の手形が残されています。
水みくじ
「中津宮」で人気なのが水みくじ。
白紙のおみくじを社殿脇の「水琴窟」に浸すと文字が浮かび上がってくる仕掛けとなっています。
参拝の際は一風変わったおみくじで運勢を確かめてみるのも良いでしょう。

おじさん一人ではやりづらいかもだけど…
江の島山頂

中津宮を出ると、江の島山頂部へ到着です。
山頂部には「亀ヶ岡広場」があり、広場奥にある見晴台からは相模湾を望むこともできます。
広場中央にはカフェが並び、江の島名物タコせんべいも販売しているので、良い景色を見ながらの食事を楽しむことができます。

江の島頂上にある庭園「サムエル・コッキング苑」に足を運んでみるのもいいかもしれません。
苑内には南洋植物をはじめ、四季折々の花が植えられ、フレンチトースト専門店「LONCAFE」もあります。
サムエル・コッキング苑
入場料:大人200円。ライトアップ期間は夜だけ入場料ありで、昼間は無料。
営業時間:8:00~20:00

苑内にそびえ立つ「江の島シーキャンドル(展望灯台)」も観光スポット。
高さ59.8mからの景色は一見の価値ありです。
入場料は「サムエルコッキング苑」とは別で、大人500円です。
山頂部から御岩屋道通り
山頂部から「奥津宮」までの道中には「山二つ」が現れ、そこを超えると今度は「御岩屋道通り」が続きます。
昭和の風情が残る飲食店・土産物屋が建ち並んでおり、小休止や食べ歩きを楽しむことができます。

自分もここにある「江之島亭」で昼食をいただきました。
江島神社「奥津宮」

こちらが三姉妹の一番上の姉神・多紀理比賣命を祀る「奥津宮」。
海を守る神様として信仰されており、右手の燈籠には竜宮の乙姫、左側の燈籠には亀に乗った浦島太郎が掘り出されています。

こちらは龍神を祀る「龍宮(わだつみのみや)」。
江の島は湧出以来、龍神の住むところとされ、古来より龍神信仰は弁財天信仰と習合されていたそうです。
龍恋の鐘

そしてカップルが多く訪れることで有名な「龍恋の鐘」。
この日は快晴だったのに、なぜか写真はご覧の通り真っ暗。
おまえに良縁は訪れない、ということでしょうか。
映えスポットとしても有名で、綺麗な写真は探せばいくらでも出てくるので、気になる方はそちらをご覧ください。
江の島岩屋
江島神社を巡るという目的は果たしたのですが、江の島にはさらに先があります。
江の島の最奥にある、江の島岩屋を目指しましょう。
稚児ヶ淵

島の西南端にある「稚児ヶ淵」。
天候が良い日には富士山が拝め、時期によってはダイヤモンド富士の撮影スポットとなります。
ちなみに、富士山の向こうに沈む夕日の美しさが、かながわの景勝50選にも選ばれています。
岩屋橋

岩屋まで続く朱色の橋。
大きな岩場に沿ってカーブを描いており、ここから望む海も絶景です。
※ここに至るまでに結構急な階段を下りるので、帰りは大変です。

江の島岩屋

「岩屋」とは、岩壁にできた洞窟のことです。
江の島岩屋は、波の力で岩壁が削られて作られたもの。
自然のパワーと神秘さを感じる場所です。

奥行152mで富士山の氷穴に通じていると言われる第1岩屋と、
56mで龍神伝説の地と言われる第2岩屋があります。
ロウソクを持って洞窟に入るので、おじさんでも探検感を楽しめます。
江の島岩屋
入場料:大人500円
営業時間:9:00~17:00
さいごに

江の島の最奥である岩山で回って帰ってきて、約3時間でした。
一人で回っての時間なので、誰かと一緒ならまた違うでしょう。
江の島の近くには水族館もあるので、そちらも回れば一日楽しめ、デートにも観光にも最適な場所です。
土日はかなりの混雑が予想されるので、比較的人の少ない平日が狙い目かと思います。

みなさんも是非一度訪れてみてください!